ウィルチェアーラグビーとの出会い 前篇

ラグビー出会い前編

「ガシィーン!」
ものすごい衝撃を受け、ぼくは車いすごとはじき飛ばされた
初めての経験だった
そしてこのスポーツのトリコとなった
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交通事故で車いす生活となったぼくは、国立リハビリセンターでリハビリ生活をしていた
ある日、車いすで行うラグビーがあると聞き、スポーツ系の部活に入ろうと思っていたので体育館に見学に行った

そこでは頑丈そうな車いすに乗った
これまた頑丈そうな選手たちが練習をしていた
驚いたことに選手たちは車いすごとタックルをしており、そのたびに体育館には大きな音が響いた
その時は「車いすでタックルするなんて、すごいスポーツだな」と思っていた

練習が終わった後、一人の選手が「ラグ車(ウィルチェアーラグビー用の車いす)に乗ってみる?」と声をかけてくれた
興味があったぼくはその申し出をすぐに受け入れた
しばらくラグ車で走り回った後、さっきの選手が「ぶつかってみようか」と笑顔で言ってきた

初めて乗るラグ車は体がすっぽりおおわれて安定感があり、そして見た目よりもさらに頑丈そうだったので、
これならタックルされても大丈夫と思い、この申し出にも二つ返事でお願いした
~つづく~