ウィルチェアーラグビーとの出会い ニュージーランド留学編

~ウィルチェアーラグビーとの出会い ニュージーランド留学編~

ウィルチェアーラグビーをはじめて数年たったころ、まとまった時間がとれたので、語学の習得もかねニュージーランドにラグビー留学をすることにした
ホームステイ先はカンタベリー州にあり、そこで語学学校に通いながら地元のウィルチェアーラグビーチームも参加した

チームの練習は週2回だけど、ニュージーランドの代表選手で持ち点(注)が僕と同じ2.0だったチームメイトと、毎日自主練を行った
彼の練習メニューはハードで、ついて行くのが精一杯で練習が終わったらヘトヘトという状態だった
でも、同じ持ち点2.0の彼にできて僕にできないわけはないと思い、彼ができることは全部やろうと決めた

そして勉強と練習の日々が数か月つづいた頃、気が付いたらスピードが速くなり、自主練を始めたころには追いつけなかった彼と競争するようになっていた
言葉もコミュニケーションが取れるようになり、大変だったけど自分の成長を感じる充実した日々だった

そんなある日、地元チームでの試合があり僕も出場した
試合の最中にちょっとしたミスをした時、一緒に自主練してた彼からアドバイスを受け、僕が “I’ll try.” と答えたら彼は “No. Do!”と言った

「やってみる」ではなく「やる」んだ

あれから5年経ったけど、彼のこの言葉は今も心に残っている
その気持ちを忘れず、僕はこれからも走り続けようと思う

いつかまたニュージーランドへ行き、ホストファーザーやチームメイトたちに会える日を楽しみにしている

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3回にわたってお送りいたしました~ウィルチェアーラグビーとの出会い~ですが今回で終了となります
多少の脚色はしましたが、基本はMassaから聞いた内容そのままです

少しでもMassaを身近に感じていただけたら嬉しく思います

(注 持ち点:障がいの程度によりつけられる点数。詳細は11/4の投稿「簡単なルール①」を参照ください)